内容正文:
第7课 三つの節約 导学案(4)
任務①:次の文章を読んで、問題を答えてみましょう。
2021年4月29日、中国の全国人民代表大会は食品の浪費を禁止する「反食品浪費法」を可決した。公布と同時に施行するそうだ。
その法案が確立されるのは中国のインターネットで大食い動画が流行っているからだ。大食い動画をインターネットに投稿した場合、最高でおよそ170万円の罰金、飲食店が客に過剰な注文をさせた場合は17万円の罰金が科せられる可能性がある。
実は中国で食べ残しや食品の浪費を諌める(惩戒)動きは、今、突然始まったわけではない。
2013年1月、宴会の食べ残しが年間5,000万トン以上に及ぶことを受け、習近平氏は、節約の励行と浪費の禁止を求める指示を出した。それを受け、中国では食べ残しを撲滅する「光盤運動」が始まった。(つまり)皿を光らせる(きれいにする)という意味である。
2013年のこの動きは、一般向けというよりも、公務員の公金による宴会など、浪費を取り締まる意図があった。この動きを受け、著名人や市民の間でも光盤運動が広がっていった。
「満漢全席」という食べ切れないほど料理を出す習慣のある中国、今は転換期
元来、中国には、清朝の宮廷料理で「満漢全席」と呼ばれる宴会があった。中国全土から山海の珍味100種類以上を集めた料理が用意され、宴(うたげ)は数日間に及んだ。
現代の中国でも、客をもてなす際に食べきれないほど注文する習慣がある。招かれたお客側も、食べ残すのがマナーだ。飲食店で注文する際も、食べ切れないほど注文することが裕福さの象徴という考え方がある。
日中福祉プランニング代表の王青氏によれば、特に魚料理は食べ残す習慣があるという(2020年8月25日付記事より)。その理由は、中国語の「魚」と余るの「余」は同じ発音で、「余る」=余裕がある=縁起がいい、とされるからだそうだ。
そうはいっても、コロナ禍で、他国からの食料輸入がスムーズにいかないのは事実だ。中国は、世界人口78億人のうち、およそ18%(14億人)を占めている。世界最大の食料輸入国であり、大量の食料消費国である。
習近平指導部は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界の食料供給に影響が出ることを警戒しており「2020年から食品ロスを防ぐ取り組みを進めている」と報じられた(NHK、2020年9月14日)。
食べ物を残して捨てるのが習慣だった中国にとって、今が転換期であることは間違いない。
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