内容正文:
(一)
「漢字が書けなくなった」と感じている日本人が多くなっているそうだ。ある会社が20歳~60歳の日本人に質問したところ、「漢字が書けなくなった」と感じている人が80%もいることが分かった。そういえば、私も「漢字が書けない」と思うことがよくある。学生の時は、漢字の勉強はよくできたのに。前は書けたのに、「この漢字、読めるけど、どうやって書くんだったっけ」と、急に書き方がわからなくなる。
どうして「漢字が書けなくなった」人が多いのだろうか。それは、漢字を書くことが減ったからだ。パソコンや携帯電話でメールを書くようになり、手紙を書くことはほとんどなくなった。漢字を忘れないように、できることはないのだろうか。子供がいる友達は、子供の漢字の宿題を一緒にやっていると言っていた。子供に漢字の書き方を聞かれた時に、分からないと恥ずかしくて、(ア)辞書で書き方を調べることもあるそうだ。他の友達は、新聞の記事を手でノートに書いて、漢字の練習をしていると言った。私は、どうしようか考えたが、今年から日記を書き始めた。できるだけ漢字も書くようにしている。手で文字を書く回数を増やすことが大切なのかなあと思う。
56.「私」は、漢字についてどう感じるか。
A.前は読めた漢字がすぐに読めなくなった
B.学生の時から、読むのはできても書き方が覚えられない
C.昔は書けた字が、今は書けなくなっていることが多い
D.形が複雑な漢字は、書き方が覚えられない
57.文中に『「漢字が書けなくなった」人が多い』とあるが、なぜか。
A.読めるけど、書き方が忘れてしまったから
B.パソコンや携帯電話でメールを書くから
C.漢字を書くチャンスが少なくなったから
D.手紙を書くことはほとんどなくなったから
58.文中の(ア)に入る最も適当な言葉はどれか。
A.そこで B.それに C.それなのに D.しかし
59.漢字を忘れないように、「私」は、何をしているか。
A.子供の漢字の宿題を一緒にしている
B.新聞の記事を手でノートに書いている
C.知らない漢字を辞書で調べている
D.今年から日記を手で書いている
60.この文章にテーマをつけるなら、最もふさわしいものはどれか。
A.漢字を書く方法
B.漢字が書けない原因
C.漢字が書けなくなる対策
D.漢字の記憶方法
(二)
自分に合う仕事を探すためには、どうしたらいいか考えたことがありますか。ここで言う自分に合う仕事というのは、給料や働き方などの条件が合う仕事ではなく働いていて楽しいと感じられたり、やる気を持つことのできる仕事のことです。
皆さんは、自分が何をしている時に楽しいと感じ、何をした時に満足するか、分かっていますか。このようなことを知ることが自分を知ることです。自分に合う仕事を探すためには、まずそれが必要です。
自分を知るためには、まず、今までの人生で経験してきたことから自分がどのような人間か考えてみましょう。自分のやりたいこと、やりたくないこと、(ア)その理由について深く考えていけば、自分の考えや、自分が何を大切に思っているかがわかり、自分に合う仕事が見つけやすくなります。しかし、好きだからといって、趣味をそのまま仕事にすることには慎重になったほうがいいでしょう。好きなことを仕事にしてしまったら、楽しかった趣味が嫌いなことになってしまうことも考えられるのです。
61.文中に「自分に合う仕事を探すためには」とあるが、何が必要か。
A.給料や働き方などの条件を考えること
B.毎日が楽しいと感じる心
C.自分を満足させること
D.自分のことをよく知ること
62.文中に「自分を知るためには」とあるが、正しくないのがどれか。
A.今までの人生経験を生かして自分のことを考える
B.自分のやりたいこととやりたくないことを考える
C.仕事に合うかどうか給料のことを深く考える
D.自分にとって重要なことを深刻に考える
63.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.そして B.つまり C.あるいは D.たとえば
64.文中に「慎重になったほうがいい」とあるが、なぜか。
A.趣味を仕事にした人は、皆、趣味が嫌いになるから
B.趣味を仕事にした人は、皆、自分について深く考えなくなるから
C.趣味を仕事にすると、趣味を楽しめなくなるかもしれないから
D.趣味を仕事にすると、仕事だということを忘れてしまうかもしれないから
65.この文章の内容に最も合っているのはどれか。
A.給料や働き方などの条件に合う仕事はつまらない
B.自分がどのような人間か考えたら仕事を見つけにくくなる
C.報酬が少なくても充実感のある仕事を選ぶべきだ
D.趣味を仕事にすることが慎重に考えたほうがいい
(三)
畳という平面が