内容正文:
第十九課
一、 会話 クレーム
黒田:もしもし,私,上海PECホテルの黒田と申します。
佐藤:いつもお世話になっております。佐藤です。
黒田:あっ,佐藤さん,実はね,お宅の「金星」なんですが,困ってしまいましたよ。
佐藤:どういったことでしょうか。
黒田:今日届いた分を開けてみたところ,50本中,10本にひびが入っていました。これじゃあ,お客様にお出しできないじゃないですか。
佐藤:えっ?本当ですか。申し訳ございません。すぐに新しい商品を送りいたします。
黒田:明日中に頼みますよ。週末に間に合うようにしてください。
佐藤:はい,必ずそういたします。ご迷惑をおかけして,本当に申し訳ありませんでした。原因については,こちらで確認して,分かり次第後連絡を差し上げますので…。
黒田:原因なんて,いいですよ。レストランの担当者は,契約は今月限りにしてほしいと言っています。
佐藤:お怒りはごもっともです。二度とこんなことがないように,気をつけます。何とか,契約のほうは…。
黒田:とにかく,担当者がかんかんなんです。
佐藤:すぐにお詫びにお伺いします。
黒田:いいえ,わざわざ来ていただかなくて結構です。失礼します。
佐藤:ま,待ってください。申し訳ありません。本当に…。
二、 課文 水道水の話
東京の水道水は,かつて「まずい水」の代名詞だった。かび臭(くさ)い,濁(にご)すっている。などの苦情が水道局に寄せられ,浄水器を付けたり,一度沸かしてから飲んだりする人が多かった。
ところが,この水道水が変わりつつある。東京都庁(とちょう)の売店には,大手飲料メーカーのミネラルウォーターのボトルの間に,都の水道局が販売する「東京水」が並ぶ。ラベルには「原材料名:水(水道水)」とある。都内の浄水場(じょうすいじょう)で処理した水をボトルに詰めて販売していて,味もおいしいと評判だ。この「東京水」の販売は東京都水道局が進めている「安全でおいしい水プロジェクト」キャンペーンの1つだ。
キャンペーンでは,貯水池(ちょすいち)ならびに河川(かせん)の水質管理,,浄水処理施設の改善などさまざまな取り組みを行っている。1992年には金町浄水場(葛飾区(かつしかく))に,オゾンや活性炭を使って微生物(びせいぶつ)などを取り除く特別な装置を導入した。さらに,マンションの貯水槽(ちょすいそう)や水道管が古くな